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銀行からお金を借りる時に知っておくと便利な事

審査は厳しいけれど

沢山の1万円札

銀行からお金を借りるメリットには、総量規制の対象外という点があげられます。

貸金業法によって決められている総量規制は、収入に対して借入額が3分の1を超えてはいけないというルールです。 消費者金融には適用となりますが、銀行の場合には銀行法が適用されるので、銀行からの借り入れでは他社からの借り入れなどが収入の3分の1を超えている場合でも、銀行が返済能力ありと判断すれば借りることができます。

ただし、銀行は独自に審査基準を設けている場合が多く、消費者金融と比べると審査は厳しくなっています。 その中でも特に、農協や労働金庫、信用金庫などはお金を借りる際の金利面ではとても優遇されているというメリットがある反面、審査が厳しいだけでなく審査に1週間~2週間と言う期間がかかってしまうため、急いでいる時には間に合わないというデメリットがあります。

時間に余裕があり、返済能力もあって審査に通る自信がある人なら、金利面で優遇されている銀行からお金を借りる方法がベストといえます。

預貯金口座を持っていると借りやすい

銀行からお金を借りる場合、その銀行にすでに預貯金口座を持っていると借りやすくなる場合があります。

銀行口座を開設する際には本人確認の書類を提出しますし、取引内容を見れば収入などもはっきり確認できます。 そのため、場合によっては主婦やパートなど収入が安定しない人でも口座を持っていてメイン口座として使っている銀行のカードローン商品なら審査に通って借りられる場合もあるようです。

銀行口座とカードローン口座を持っている場合、二つのカードではなく一体型のカードとして使えることも、銀行からお金を借りるメリットといえます。 毎月の返済も口座引き落としで対応してくれるので、返済遅延などのトラブルが起こりにくくなるのも銀行の特徴と言えるでしょう。

近年では申し込んだ当日に借入できるカードローンも多くなっているので、ぜひメインバンクからチェックしてみてはいかがでしょうか?

お金を借りたい今すぐ」と考えている方は、メインバンクから申し込みをしてみると良いです。

安定した収入を持たない人がお金を借りる方法

正社員でない人は多い

お金を借りる際には、申込用紙に氏名や住所、勤務先や収入などを記入しなければいけませんが、そこで必ず質問される項目の一つに「雇用形態」があります。 正社員で働いているとか、アルバイトやパートで働いているとか、人材派遣とかそういった雇用形態を記入する項目ですね。金融機関が行う審査では申し込んだ人にどれだけ返済能力があるのかをチェックされるため、正社員でなければ「収入が安定していない」としてマイナスの印象を与えてしまいます。

しかし、近年ではアルバイトやパート、人材派遣などで働いて生計を立てている人も大勢いますし、雇用形態は正社員以外でも安定した収入を稼いでいる人は決して少なくありません。 そのため、そうした背景を考慮して、多くの金融機関では、正社員でなくてもお金を借りることができる金融商品がたくさんラインナップされるようになりました。 自分自身には収入がないけれど世帯収入がある専業主婦の場合でも、以前と比べると借りやすくなっているのです。

何を準備すればよいのか?

正社員でない人がお金を借りる場合には、まず収入が安定していることを証明できる書類を準備しておくことが大切です。 総量規制の対象となる消費者金融からお金を借りる場合には、借入総額が1社で50万円以上、複数社の合計が100万円を超える場合には、かならず収入がチェックされることになります。 アルバイトやパートでも収入が安定していて総量規制に引っ掛からなければ借りることはできますから、源泉徴収や過去6か月分ぐらいの給与明細を手元に持っておきましょう。

収入額に自信がない場合には、総量規制の対象とならない銀行のキャッシングやカードローンを利用してお金を借りる方法もアリです。銀行は消費者金融よりも審査が厳しいことが多いのですが、場合によっては収入がゼロの専業主婦でも借りることができたりします。 金融商品ごとに借入対象が異なりますから、そうした点も良くチェックしながら商品選びをしたいものです。

賢い返済方法とは?

とにかく完済を目指すべし

金融機関からお金を借りると、毎月の返済額に利息が上乗せされることになります。借りた金額が少額の場合には、利息といってもそれほど負担に感じることはないかもしれませんが、お金を借りる金額が大きくなればなるほど利息による負担も大きくなってしまい、毎月返済しているのになかなか元本が減らないということが少なくありません。

例えば年利18%で100万円を借りた場合、1年間に支払う利息の金額は18万円となり、毎月15,000円となり、1日当たり約480円~500円の利息が上乗せされる計算となります。 そして、毎月の支払いでは、利息分が優先的に返済されるため、元本がなかなか減ってくれないことになるのです。少しでも支払う利息を少なく抑えたい場合には、できるだけ早期の完済を目指すことが必要です。 お金を借りる時に、最初に毎月いくらの返済額と契約しても、アドオン返済(追加返済)できる場合には積極的に返済を行て、元本を減らしていきたいものです。

気をつける事

お金を借りることに至った経緯は人それぞれ事情は異なります。しかし、お金を借りる前と後とで変わらない収入の中から、毎月コツコツ返済するということは、それだけで生活を少し圧迫してしまうことになることは理解しておきましょう。 生活習慣や食生活を見直して無駄な出費を抑えることは必要不可欠ですが、積極的に返済しようと張り切るあまり、無理な返済で日常生活を圧迫しすぎないように気をつけることも大切です。

返済が大きな負担となってしまうと、日常生活が切り盛りできなくなってしまい、最終的には別の金融会社からお金を借りる羽目にもなりかねません。そうなると、多重債務になって返済がどんどん大変になってしまいますから、早めの完済を目指しながらも毎月無理のない返済計画でコツコツと確実に借り入れ残高を減らすようにしましょう。 大切なことは借金を増やさずに減らすことですから、無理をするよりも着実に減らせる生活のリズムを見つけることもおすすめです。